最近、年齢的にも少し体力の衰えを感じるようになりましたが、立ち上がったり、何か動作を起こす時…
つい無意識に「よいしょ！」と、つぶやいてしまいます（笑）

この「よいしょ！」とか、「よっこらしょ」とか、「よっこいしょ」って、皆さん語源をご存知でしょうか？

「あ、そう言えば私もそうだわ」って、うなづいた貴方、この言葉の意味が分かって、使ってますか？（笑）

答えは、もちろん横井庄一さんではありません（笑）

実は、これ立派な仏教用語なんですね。

その昔、霊山を歩き回って自然と一体化しようとした修行僧は、一歩一歩、歩を進める度に「六根清浄（ろっこんしょうじょう）」と呟きながら山中を歩いていたんですヨ。

六根清浄の意味は、般若心経にも出てくる眼、鼻、耳、身、舌、意（心）の六つの穢れを祓うこと。

試しに右左右左と歩きながらのペースで、ろっこんしょうじょうと言うと、側から聴いててホントに「よっこいしょ」って、聞こえちゃいます。

若い人に言わせれば「よっこいしょ」なんて、年寄りポイ！って感じでしょうが、実はこれ、言えば言うほど、身が清まると言われる有り難い言葉。

しかも、医学的にも、別動作に移ることを脳も末端神経も同時把握して起こす身口意一致の行動なので、体のケガ防止にも最高なんだそうです。

なので、皆さん、今日も立ち上がる時はどうぞご遠慮なく、「よいしょ」でOK！
オッサンくさいとか、オバさんくさいなんて、どこ吹く風で気にしなーい

それでは、今週もステキな週末を♡