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社長ブログ

2019.03.04

覚えておくと便利な右回りと左回りの違い

私は大のコーヒー好き。毎朝、瞑想の後は、豆を挽いてコーヒーを飲むのが日課です。

ドリップにお湯を注ぎながら、挽きたての甘い香りを嗅いでいると、なんともハッピーな気分になります。

豆は焙煎仕立てのものを少量だけ買い、お湯は90度位に少し冷まし、もちろん、お湯を注ぐときは、右回り(時計回り)

毎朝飲んでる同じコーヒー豆でも、左回りにお湯を注ぐだけで、味も全く変わり、風味も半減します。

お料理好きの主婦の方はよくご存知でしょうけど、こうしてお湯を注いだり、何かを混ぜるときは、必ず右回りですよね?

最近は、料理学校でも、せっかくのお料理がまずくなるので、料理の時は右回り(時計回り)に食材を混ぜるよう教えます。

でも不思議ですよね?喫茶店でカフェ・オ・レやカプチーノなどを頼んでも、左回りに混ぜると、全然美味しくなくなります。

いったい、どうして左回りに混ぜると美味しく無くなるのでしょうか?

私が学んだ気功の世界でも、エネルギーを入れるときは右回り。左回りに入れると体からエネルギーは抜けます。
邪気を抜くときは、もちろん左回り。

これ、鍼灸の世界も一緒だそうです。

でも、料理と違って、洗い物をするときは、右回りより、左回りにこする方が、明らかに汚れは良く落ちますよね?

台風や低気圧のような破壊的なエネルギーは、みな左回りで、高気圧や人間のDNAらせん構造は右回り。

つまり、右回りは、エネルギーを集中し、統合していくよう働きます。

そして左回りは、分散、破壊、弛緩するよう働きます。

ネジだと分かりやすいですよね?
右に回すと締まり、左に回すと緩みます。

自分の体で、試してもすぐ分かります。

例えば体の柔らかさを図るため、立ったまま手を床につける前屈。
普通にやってみた後、立ったまま自分で左回りに10回ほど回ってみてください。すると、体が緩み柔らくなるので手がつきやすくなります。

逆に右回りに10回ほど回ると体は硬くなり、手がつきにくくなります。

右回りは、統合、調和、集中。
左回りは、分散、破壊、弛緩。

自分の体の調子を見ながら、ちょっと集中力が無くグラウディングしたいな?と思ったら右回り。
ちょっと体を緩めて緊張から解きほぐしたいなと思ったら左回り。

お腹の調子が悪いときは、自分から見て手を右回りにお腹をさすると調子が良くなります。

スポーツなど、体の緊張を解く必要があるときは左回り。トラック競技はみな左回りですが、誰が走ってもトラックを右回りに走ると2秒ほどタイムが遅くなります。

右回りと左回りの特性を覚えておいて、自分の体の声を聞きながら、コンディション管理するのもいいですヨ!

では、今週もステキな一週間を♡