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社長ブログ

2019.02.26

超一流と二流の差を生む分岐点②

野球に限らず、勝負事の世界で超一流になっていく人と、そうじゃない人の差は「ココ一番」で力を出し切れるかどうか。

実力は互角でも、本番に強い人と、本番に弱い人の差はなぜ生まれるのでしょうか?

実はこれも、エネルギー漏れの差なんですネ。

例を挙げると、AさんとBさんの実力はどちらも100とします。
本番では、いつもAさんが結果を残す一方、Bさんは本番に弱い。

なので、Aさんは生き残り、Bさんは表舞台から姿を消していく…これ、見慣れた光景なんですね。

実力は同じなのに、Aさんはエネルギー漏れしないから常に100の力を出せる。
でも、Bさんはエネルギー漏れするから60から80しか力を出しきれない。

エネルギー漏れのことを、分かりやすく言えば、集中力の差でもあります。

では、なぜBさんは、エネルギー漏れを起こすのでしょうか?

エネルギー漏れは、ズバリ「自分を今ココに置いていない」から起きるんです❣️

例えば「今日は、親が応援に来ている。親の期待に応えないと!」…これでエネルギーは10漏れます。

お子さんが少年野球をやってるお母さんなどは、よくお分かりと思います。親が行くと打てない子って、結構います。

「スタンドに彼女が来て声援を送ってる。良いところを見せなきゃ!」…これでエネルギーは15漏れます。

「こいつにだけは、絶対に負けたくない!」…こんな事を思ってるようだと、エネルギーは20漏れます。

「ここで打たないと、俺はまた二軍落ちだ!」…これでまたエネルギーは10漏れます。

こんな感じで、どんどんエネルギーは漏れていき、100の実力が出せなくなるんですね。

まさに不動心が、大切と言われる所以。

勝負の世界は、人の目を気にしているようでは、一流にはなれない世界。

昨年ブレイクした巨人の岡本和真選手なんて、見るからにエネルギー漏れしてないなぁ…ってタイプ。

何も、これって、普段の生活でも、素人のスポーツでも良くあること。

今日は髪型が決まっていない(笑)
これだけでも気にする人は、エネルギーが10漏れたりするんです。

素人でも「スポーツは、カッコから入る」って人がいます。下手でもウェアは一流って人。
でも、これも人目を気にする人なら効果はあるわけなんですね。
自分で「格好がダサい」とか「道具がショボい」とか意識するだけで、エネルギーは漏れてる訳なので…

こんな感じで、勝負の世界で生き残る人は、エネルギーを漏らさない人。

優秀な指導者は、技術より前にここを教えます。

そして、超一流の人たちが決まって、試合に臨んでるときの心境を語ると、彼らにどんな世界が見えてるのかがわかります。

それは、「集中しているとき、そこにはただ自分しかいない」…これぞ不動心。

普段の生活でも意識してみてくださいネ。

では、今日もステキな1日を♡