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社長ブログ

2019.01.14

祝成人…そして今日15日に隠された壮大なロマン

昨日は、息子の成人式でした。

でも、つい10年ほど前までは、成人式と言えば「1月15日」でしたよね?

実は成人式って「15日に行うこと」に、とっても大きな意味があったんです。

神社に参拝するのも、毎月1日と15日の二回をルーチンにされている方が多いですよね?
もちろん大きな理由があります。

良きスタートを祈願し、その完結に感謝する発想。
実は「十五」と言う数字は、言霊で「神の完成=天命」を表す数字とされてるんですネ。

つまり、言霊的にも数秘術的にも「十五」は「完成数」
また太陰暦では、1日が新月、15日が満月。
すなわち、1日にツキが始まり、15日にツキが満ちるとされていました。
つまり15は完成なんです。

一年は二十四節気とされ、十五日毎に完結し、次の時期へと生まれ変わるとされています。
つまり一年は15日サイクル✖️24。

また、中秋の名月を十五夜とも呼びますよね?
七五三も十一月の十五日に行いましたよね?

しかも、明治時代の半ばまで、実は千年以上も、ずっと成人式は15歳になった時に行われてたんですね。

古代より、日本ではずっと15歳を「天命を知る歳」としてきたんです。
15で姉やは嫁に行き…ではないですが…

さらに、科学の発達で分かった人体の不思議なお話。
人の細胞は、60兆個あるそうですが、ヒトは15歳にして、やっと60兆個の細胞全てが出来上がることが発見されたんです。

神道、数秘学、太陰暦、日本の伝統、そして科学のいずれもが「完成」を表す15と言う、めでたくも荘厳な数字。

ちなみに竜安寺石庭にも、石は15個配置されています。
ただし、どの場所から見ても1個だけは見えず常に14個しか見えないところに「完璧ばかりを求めすぎない」と言う、メッセージが込められています。
スゴいですよね?

また、世界史において、歴史上例を見ないほど世界で最も長く平和が続いたのが江戸時代。
でも、最後はなぜか15代将軍で幕を閉じました。

成人式を節目のただのイベントと見るのではなく、こうした視点で見ると、歴史と伝統に込められた壮大な宇宙的采配とロマンが見えて、そこに感謝とトキメキを感じませんか?

日本人として忘れず大切にしたい心ですよね?

という事で、今日「十五日」こそが、本当の成人式。
どうぞ、身近に成人された方がいらっしゃれば、是非、今日15日こそ、祝福してあげてくださいネ

そして、今日15日で今年も早くも24分の1が終わります。
また、明日から新たなスタートです。

そんな訳で、どうぞ今日もステキな一日を♡