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社長ブログ

2018.12.20

愛する彼のために、たくさん不自由させよう

昨日、電車の中で久々に見ました!
最近では珍しい、化石のようなご夫婦。

ご主人がふんぞり返って、それこそ奴隷のように、奥さまに対して偉そうな物言いをされてて、車内の皆さん唖然

でも昔は結構あったんですよね?
こうした度を超えた亭主関白。

女性は「旦那の気持ちを察し、気が利いてこそ良き妻」と言った文化もあったので「家で威張り散らす夫と従順な妻」と言うご夫婦。

でも結局、これが男をダメ男にし、世間も迷惑する「老害」の大きな原因でもあったんですね。

こうしたご夫婦は、奥様が何でも先回りでやっちゃうもんだから、旦那は、それに慣れてしまい、少しでも気に入らないことがあると「俺の言うことがきけないのかぁ」とキレて、どんどんワガママぶりがエスカレート。

歳を取るごとに、成熟し、人としての器が磨かれるのではなく、どんどん精神的には、お子様に逆戻りして行ってしまう現象。

コールセンター泣かせの無茶苦茶なクレーマーも、圧倒的にこの手のジジイが多いんだとか。

心の成長のために大切なこと。
それは、「思い通りにいかないこと」の経験を通して積むストレス耐性。
子供の教育と同じなんですネ。

親が何でもしてあげてると、子供はどうしようもない子供に育ちます。
妻がかゆいところに手が届くほど気を利かせてると、旦那も同じようにどんどん劣化し、退行現象を起こします。

いくつになっても、人の心の成長のためには、思い通りにならない適度な負荷が大切。
会社も、イエスマンばかりを揃えて、社長が「そんなことまで、いちいち言わないと分からないのかー!」みたいになると、泥舟になって倒産しちゃうのもそう。

結局、怒れば何でも思い通りとは、泣けば何でも周りにやってもらえる赤ちゃんと同じ。

そんな訳で、愛する旦那様が、お子ちゃまに退化しないよう「何でもやってもらって当たり前」なんてことのないよう、しっかりと不自由さも経験させてあげてくださいネ

掃除、洗濯、料理、買物と、一人では、家のことは何にも出来ない男にしてしまうと、それこそ先立つことはおろか、離婚や入院もウカウカできないですよね?(笑)

年末年始は家事も大変。
旦那やパートナーの活躍の場をしっかり作ってあげて、下手でも手を叩いて、ありがとうと言ってあげて「やればデキるオヤジ」に育ててくださいネ

では、今日もステキな一日を♡