とある、お母さんのお話。
「うちの子ったら、いくら勉強しなさい!と言っても、しやしないんです」
聞けば、「ちゃんと勉強したらゲームしていいよ」とか「宿題が終わったら、おやつ食べていいよ」なんて言ってるとか。
そりゃあ、絶対に勉強しませんよね?
てか、そんな事してたら、子供が益々勉強嫌いになって、可哀想すぎる…
なので、そのお母さんには「二度とお子さんに勉強しなさいなんて言わないでください」と助言しました。
お母さん、キョトン(笑)
だって、そんなことしてたら、勉強がまるで「罰ゲーム」
子供は「しなさい」なんて言われると、何でもしたくなくなるもの。
お掃除だってそう。今、掃除しようと思ってたところへ、「掃除しなさい」なんて言われると、やる気も折れちゃうもの。
ちなみに、我が家も姉と弟の二人の子供がいますが、一度だって勉強しろ!なんて言いませんでした。
二人とも塾など行かせたこともなく、とにかく自分のやりたい事をやったら?とだけ言い続けたので、二人揃って小学校から大学まで下手でも大好きな野球にとことん打ち込みました。
なので、高三まで机についてるとこなんて殆ど見たことも無く、小学校の頃なんて息子は宿題忘れの常習犯。
それでも、子供達はいずれ自分で勉強したいと思ったらするだろうと、気長に放置。
案の定、高三の夏、部活が終わった途端、二人とも火がついたようにスイッチが入り勉強し始め、二人揃って志望校の早慶に合格しました。
これも、一度たりとも勉強しろと言わなかったお陰だと思ってます。
人は、やらされることや、仕方なくすることは好きになれず、自分がやりたいと思って初めて夢中になれるもの。
これって、「主人が家事を手伝ってくれないんです」も、おんなじなんです。
「何かをやって欲しいな」と思ったとき、一番大切なことは、相手が「どうすれば喜んでやるだろう?」を考えること。
それがお母さんのお仕事です。
絶対に「やらせよう」はダメ!
仕方なくするよう仕向けたり、お願いするのもダメ。
子供の教育も旦那の教育も一緒です。
行動するときは、何でも「自ら喜んでするクセをつける」ことが一番
なので、仕方なくするや、分かりましたよやればいんでしょモードにすることだけは絶対に避けてくださいネ
たまたま、うちの子供は、高三になって「勉強したい!」と思ったようですが、何も勉強なんて子供の成長を考えたら二の次、三の次。
親の仕事は、子供がやりたいことを見つけ、それを楽しんで、夢中になれるよう応援すること。
社会に出ても同じなんです。
仕方なくやらされてる仕事をモーレツにやったところで大してモノにならずストレスが溜まるだけ。その仕事が寝食忘れて土日もやりたい程、大好きな人には勝てません。
うちの子は、まんまと「さあ掃除するゾ!」「さあ料理するゾ!」「さあバイトだ!楽しんでこよう!」と何でも喜んでやるよう手なずけたので、そこはシメシメと思ってます
今朝は少し親バカ投稿でしたが、これ、とっても大切なことなので、ぜひ意識してみてくださいネ。
行動するときは、「何でも喜んでするクセづけ」これが一番大切
秘訣は、テストで30点取ろうが、下手くそだろうが、自分の意思でやったことを褒めてやり、自立させるため、何事も強制だけは絶対しない。
これに限ります。
では、今日もステキな1日を