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社長ブログ

2020.06.23

願望実現の鉄則

教育について、何が正解とかはありませんが、
将来を担う子供達が
「なりたい自分になるための鉄則」
について、今朝は紹介させていただきますネ

私の場合、子供には、
とにかく「自立」させる
山ほど「挑戦」と「失敗」を経験させ、
愛情は目一杯与えるが、試練打開は手伝わない
やりたい事は、人の道に外れてなければ何でもやらせる

その代わり、何があろうと絶対に人や環境のせいにしない
人生、全ては「自己責任」を徹底させる
これくらいで、殆ど自由放任の野放しでした。

娘は「バレエをしたい」「ピアノをしたい」と
言ってきたので、「やってみたら?」と習わせた
時期もありましたが
最後は「野球をしたい」が一番ハマって、大学卒業まで女子野球に燃えてました。

息子は「野球をしたい」と言ってきたので、
小学校から大学生の今も野球一筋です。

お勉強に関しては、二人とも情熱が無く、一度も
「塾に行きたい」と行って来なかったし、
お受験とか全く興味も無かったようなので、
二人とも塾など行かず、小中高は地元の公立に進み、野球に狂ってました。

幸い、両親とも「子供は遊ぶのが仕事」
と言う考えだったので
子供には一度も「勉強しろ」と言ったこともなければ、
勉強を教えたこともありません。

高校も大学も「自分が行きたいとこがあれば、行ったらいいし、働きたければ働けばいいよ」で、全て子供達の自由に任せました。

ただ教育に関して一貫していたのは、
「やらされてやる」「仕方なくやる」を
一切しないこと。これは徹底しました。

勉強にしたって、
「勉強しなさい」なんて、言われて「勉強が、しなければならないこと」になった途端、
つまらなくなりますよね?

大人になってからの、1番の不幸は
「仕事は、しなければならない」ことですもの。

「仕事はしたくてたまらないからする」
じゃないと、人生の半分はつまらなくなります。

料理も掃除もそう。
こうして、自分が「したいからする」を徹底させ、「やらされる」ことは一切無しにしたので、
二人とも、料理に関しても、親よりは遥かに上手で、何でも自分で作れるようになりました。

料理ひとつにしても、そうですが、
「親が料理を作ってくれる」が当たり前になれば
感謝の心が芽生えませんし、

「料理は作ってもらうもの」では、
教育ではなく、ただの飼育。

教育とは、料理も掃除も全てに通じますが、
「自分でできるようになる」ことなので、
そこは勉強と一緒。

一度も「掃除しなさい」とか「料理しなさい」は無し。

つまり、
「勉強したくなる」「掃除したくなる」「料理したくなる」を芽生えさせるのが親の仕事。

思想や哲学や倫理観も同じ。
親から、あーしろ、こーしろと言われればつまらなくなります。
なので、例えばコヴィー博士の「七つの習慣」
これは、私のバイブルの一つでもあり、絶対に
子供の人生観を形成するうえで読んで欲しい本。

でも、「この本はいいから読め」と言われれば、
「やらされること」になるので、つまらなくなります。
なので、さりげなくリビングのテーブルに置いておき「この本、めっちゃオモロかったわ」と聞こえるように独り言をつぶやけば、二人とも勝手にコッソリと読むわけです(笑)

最後に大学受験ですが、そんな感じで、やりたい放題させてると、高3の夏の大会で野球が燃え尽きたあと、
娘は「私、早稲田に行って、ドラッガーのマネジメントを勉強することにしたから」
息子は「俺、慶應に行くことに決めたから」
と言ってきました。
これ、過去形ですよね?

早稲田に行きたいとか、慶應に行きたいではダメ。
多分、叶わなかったと思います。

願望実現の鉄則は、すでにそれが実現したかのように生活すること。
つまり、二人は決めた時点で何の疑いもなく、
そうなった自分をもうイメージしてた訳です。

さすがに偏差値50の息子が偏差値70超えの慶應は、
どうなの?とは思いましたが、
本人が決めた以上は叶うと思ってたので、
どうぞどうぞと、好きにさせました。

こうして、当人が「勉強したいからする」が芽生えれば、勝手にするわけです。
「しなければならないこと」だと、スイッチが入りません
そして、親父がリビングに置いといて、勝手に本で読んだ
願望実現の鉄則を知っていた娘がとった行動とは?

それは、
ポスター作り。

早稲田大学のキャンパスの写真を印刷し、
その学内に、自分の笑顔の写真やガッツポーズで喜んでる自分の写真を貼り付けた、ポスターを作ったんです。

そしてそれを机の上に貼り付け、毎日、それを見ながら
高3の8月から急に人が変わったように勉強を始めました。

そして、息子もこれをマネたんですね。
中学時代は、近所の公立中学で、テストはいつも学年300人で290番代。宿題忘れもナンバーワン。

高校時代も朝は5時に起きて野球部の朝練。
夜も部活でしごかれヘトヘトで9時半に帰宅して、後は寝るだけ

高校時代も一度も机で勉強してる姿を見たこともない息子でも、手作りポスターを見ながら、
高3の夏から狂ったように勉強し始めたら、
偏差値75まで上がるんだから、
ホントにこの法則は使えます。

願望実現の鉄則は、
既にそうなった過去形のイメージで毎日過ごす。

「なりたい!」とか「なれたらいいな」
程度の生ぬるい願望じゃムリ。

落ちたらどうしよう?とか、コンマ1ミリもそれを疑うことなく、もう叶ったことにしてしまえば
誰だって叶うようできてます。

私自身もそう。全てやりたいことは決める。
そして、もう願いは「過去形」にしてしまえば
人生は必ずそのとおりになります。

この世界は全て思考と言うエネルギーが作り上げる世界

太陽の光でも、虫眼鏡で一点集中させれば、紙をも燃やすエネルギーを持ってます。

人が持つ思考エネルギーも、そこに集中させれば、
とてつもないパワーを持っているので、
ぜひ、出し惜しみなく使ってくださいネ。

では、今日もステキな1日を♡