五十年以上、お米屋さんをされている方に聞いたのですが
「仕事柄、いつも玄米を食べている人は、すぐに分かるんです」って。
とにかく顔色が良くて、体から元気玉のようなエネルギーが溢れ出ていて、
お肌がツルピカで、
白米を食べてる人より10歳以上若く見えるんだそうです。
また先日、民俗学とフィジカル能力を研究している学者の研究発表を見たら、
「全体食をしている部族ほど、元気が満ち溢れ、フィジカル能力が高い」ことを突き止めてました。
玄米は、まさに「全体食」
お米を自然な状態のまま、丸ごと全部食べることで、命のエネルギーをいただく。
その「全体性が完璧な命のカタチ」なんですネ。
白米なんて、お米のごく一部にしか過ぎません。
昔のたくましい日本人は、魚も丸ごと食べてました。
今も、日本の漁師の方や北陸地方の一部では、その考えを大切にされています。
また沖縄では「豚は泣き声以外は全て食べるもの」と、言われてます。
日本人は、古来から全体食をしていましたが、
いわゆる「美味しいとこ取り」と言う「部分食」の西洋文明が入って来て以来、
スーパーに並ぶお刺身なども、今じゃ切身だらけ。
今では魚も、60%しか食べず、残りの40%は捨てられるようになってるんですネ。
でも、果物にしろ、実は栄養の殆どは皮に集中したりしています。
昨日取り上げたサティッシュクマールも、大切にしているのは「自然のありのままの姿」なんです。
食とは、大切な命ををいただくこと。
実は、その「全体像の完璧性にこそ、命のエネルギーの秘密」があるんですネ。
健康な体って、実は元々太らないようにできてます。
そして、完璧な全体像をそのまま取り入れることで、調和したハーモニーのような命のエネルギーを受け取れます。
大根を食べる時も、大きな白い根っこだけではなく、必ず同時に葉っぱも食べて大根全体を体に入れることでパワーがもらえます。
全体を受け取ってこそ初めて、自然の完璧な命のエネルギーが入ってくるんですネ!
長生きするお爺ちゃん、お婆ちゃんは、南京豆ももちろん皮ごと食べます。
「自然のカタチ、その全体像を意識してみる」
ぜひ、日々の食生活に取り入れて、疲れ知らずのエネルギーみなぎるあなたでいてくださいネ
では、今日もステキな1日を