BLOG

社長ブログ

2020.02.12

人は、なぜ突然、亡くなったりするのか?

よく、「何で公務員を20年で辞めたんですか?」って聞かれます。

同時に「何で絶対的安定を手放して、10年後にはその9割以上が倒産すると言う、リスクの高い起業を選んだんですか?」とか、

当時は霞ヶ関の管理職だったので、「五千万円の退職金や二千万円の天下り先が保証されてるのに、何でわざわざ自分から手放したんですか?」って、下世話な質問なども(笑)

あるいは「絶対的自信や、これは絶対に成功する!」って言う確信があったのですか?」とか、

「不安や心配は無かったんですか?」って、聞かれます。

そんな訳で今日、明日は、「安定志向のヤバさ」「不安や心配と仲良く付き合う方法」について、健康と絡めながら書いてみますネ。

まず、私自身、「安定」なんてものに価値を感じたことは、一度も無かったです。

今でも、地方公務員を目指す人の理由に「安定してるから」って声を聞くと、メチャクチャ違和感を感じます。

「自分はいったい何がしたいのか?」を考えるうえで、「安定」なんてキーワードが入り込む余地があるのかが不思議でした。

少なくとも霞ヶ関で一緒に仕事をした仲間には、そんな人はいなかったのですが、地方の出先機関の人事課にいた時に、ビックリすることがありました。

それは、人事異動の前の意向調査や、人事異動を発令した時に、帰ってくる不思議な言葉。

その言葉とは
「えっ?私、その仕事は、やったことが無いからイヤです」とか
「あー、どうしよう?私、その仕事やったことが無い」

私=ポカン(笑)。
「言ってることが意味不明」と同時に「なるほどなぁ」って思いました。

「あー、こんな事をホントに思ってる人がいるから世間では「お役所仕事」とか「公務員的」なんて言葉があるんだな」と…

私の場合、「自分が過去に一度やったことがある仕事」を、また発令されるのはイヤでした。

何が嬉しいって、それは「やったことが無い新しい仕事」を任されたとき。
しかも「未だかつて、世界中で誰もやったことが無い仕事」を4、5回託されたのですが、その時は歓喜して喜んでました。

この奮い立つような感覚やシビれるようなロマンこそが、実は人間の生命力の元なんです。

「人間が若くして突然、死ぬ時」って、どんな時かご存知でしょうか?

それは、「もう、このままでいい」と思ったときと「もう良く頑張ったから、楽をしよう」と思ったときです。

それは、家庭も仕事も一緒。

誰もが羨むような、ラブラブカップルほど、どちらかが早く逝ってしまいます。

逆に、ケンカや、ボヤき合いやってるカップルほど、お互いしぶとく長生きします(笑)

「もう、変わらなくていい」完璧な安定ゾーンは、長く続かないように出来てるのが、この世の原則!

二十代で一財を稼ぎ、「さあ、これから南の島でゆっくり過ごそう」なんて思った人は、ほぼ三十代で亡くなられます。

定年が目の前に迫り、「さあ、これから退職後は、ゆっくり過ごそう」なんて思った人は、定年前か退職後、二年以内にかなりの確率で亡くなられます。

だから、そんな声を奥様から聞いた日には、私も必ず「あんたバカ言ってんじゃないよ、百歳まで現役でバリバリ働け!」とムチ打つように、アドバイスします。

じゃあいったい、何故そんなことが起きるのか?

この世は、万物が振動し、変わり続けてます。
宇宙もそう、地球もそう。

変わらないものなど、この世にはありません。

つまり、人も「もう、このままでいい。変わらなくていい」と思った途端に、振動数は減り、生命力は尽き始めるように全てができてるんですネ。

地球が回転し続けるように、人も回っているコマだと思ってください。

回転することを止めると、パタンと止まる。
これこそが生命力のヒミツ。

そんな訳で、常に進化し続けるあなたでいてくださいネ

では、今日もステキな1日を♡