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社長ブログ

2020.02.05

隣人の光を探し、その光を輝かせる幸せな生き方

私が広報担当官をしていた公務員時代は、毎日、テレビ、新聞、出版社など、多くの記者の方々とお付き合いがありました。

実は昨日、当時仲の良かった記者の方と15年ぶりにバッタリお会いしました。

しばし近況について語り合ったのですが、ビックリしたことがあったのでシェアしますネ。

実は、当時、どこの局とは言いませんが、どうしても好きになれない記者の方が四人ほどいました。

なぜ、イヤだったかは、単純な理由です。

彼ら彼女らは、まあ、毎日毎日、感心するほど役所や政治家の粗探しばかりされてたから(笑)

重箱の隅をつついて、一のことを百にも誇張して、まるで大騒ぎネタのように大袈裟に国民に向けて発信するのに、
国民にとって有益な情報は、いくら提供したって耳も貸さず、ちっとも記事にしてくれなかったから(笑)

もちろん、その良い情報も国民から後で「知らなかった」の声が上がれば、政府の周知不足を徹底的に叩きます(笑)

かたや仲の良かった記者は、その点バランスの取れた方でした。

しばし二人で近況を語り合ったあと、ふと「例の四人の記者はどうされてますか?」と尋ねました。

するとまあ、非業の死、悲惨なガンの闘病生活、一家離散、交通事故で半身不随と皆さん大変なことに…

社会や人の悪いところばかりにアンテナを張って、それを騒ぎ立て、人の怒りを集めて自分のお金に変える記者や、票に変える政治家が目立つこの頃。
実はそんな人達は、ホントに悲惨な晩年や最期を迎える人がなぜか多いんです。

改めて、人生、何に目を向けて生きるかはとっても大切だなって思いました。

人間、完璧な人は一人もいません。

そこが、人間の何とも良いところじゃないですか?

あの悟りを開き、数えきれない人を救ったお釈迦様でさえ、別の面から見れば、
長男なのに、親も家も王位も捨てるわ、最後は妻も子供も捨てて出て行くなんて(笑)

現代風にそこだけ切り取って見れば、とんでもない、ろくでなしってなるわけです。

どんな犯罪者にせよ、素晴らしい一面があり、どんな素晴らしい人だって、闇や影や悲惨な過去があるのが人間。

やれ、あの人はこれだからダメだ!それ不倫だ!と騒ぎ立てるより、どうせなら、全ての人の中に、光を見て生きていきたいですよネ?

さらに、一人一人の持つその光が益々キラキラと輝くお手伝いができれば、本望かな?って思います。

では、今日もステキな一日を♡