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社長ブログ

2019.12.24

美食について考える

原子状炭素は、健康改善やアンチエイジングだけでなく、実は、農業や畜産業、水質改善の世界でもアジア圏で急速に広がっています。

こうしたなか、先日、原子状炭素を使った飼料と水だけで牛を育てていらっしゃる牧場主さんとお話しました。

すると、「嬉しい変化と寂しいお話」がありましたのでシェアしますね。

まず、その牧場主さんが一番驚かれ、喜ばれたのは
「牛がとにかく、全く病気をしなくなったこと」
「牛が太らずに、筋肉質になり身が引き締まったこと」
そして「牛の性格が穏やかになり、幸せそうに見えるようになった」
ことだそうです。

化学飼料を使っていた頃は、年々、病気になる牛が増え、ぶくぶく太って、性格も荒っぽくなり、困っていたそうです。

そして寂しかったこととは?
…実はこれ、とっても複雑です。

それは…
「お肉が引き締まって、とても美味しい」と言われる人が増えた一方で、

化学飼料やホルモン剤を使いまくって、霜降りに育てたお肉を食べ慣れた美食家からは、
「美味しいけど、あっさりしてて物足りない」との
評価で、東京の高級料亭との取引は断られたそうです。

私達、人間は、人間都合の「早く安く美味しく」や、大量生産を追求するがため、
農業や畜産、養殖の世界で、当たり前のように、
エサや飼料や肥料に化学物質を多用し、ホルモン剤を食べさせまくり、自然本来のシステムに手を加えてきました。

食べたくも無いエサを食べさせられ、
望みもしないホルモン剤を多投され、
お酒まで飲まされて人為的に作られた霜降り肉が、
「なんて美味しい!」と言ってる感覚を見直す必要があるように思えてなりません。

美味しいものが、健全なものとは限りません。
「美食家ほど、ガンになりやすい」は有名な言葉。

世界一と言われるハーバード大学医学部研究チームも
発ガン要因として、親から受け継ぐ遺伝子やタバコは取るに足らないレベル。
「発ガンの最大の要因は、食生活。人為的に作られた食材でDNAを損傷している」と断じています。

米国からの輸入牛は、飼育中に病死した牛を粉々にして、エサにして食べさせているのは当たり前。
こうして共食いしたお肉や、ホルモン剤や化学物質を多投された魚肉卵を美味しいと思う感覚、見直したいですネ。

イギリス政府は、ガン対策として、成人一日当たりの赤身肉の摂取量を90グラム以下、一週間では500グラム以下にするよう、国民に通達しました。

忘年会やクリスマスやお正月と、暴飲暴食になりがちな時期。

今一度、口にするものについて、その食材が美味しいかどうかではなく
「幸せに育ったものなのか?」に想いを馳せ、
「自然」を意識してみてくださいネ。

では、ステキなクリスマスイブを♡