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社長ブログ

2018.11.27

親の心配が、子供を壊している現実


「うちの子供は、勉強はしないし、運動音痴だし、友達とも余り仲良くできない消極的な子供だから、もう将来が心配で心配で」…

いらっしゃるんですよね?
こんなドラマに出てくるようなお母さん。

結局、子供がダメなんじゃなくて、お母さんの心配が子供をダメにしてることに気付いてないケース。

子供を愛するのは、とっても大切なこと。

でも、親が心配したり干渉したりするから、子供はどんどん自己否定が進み、益々心配かける子になっていくんですね。

子供は親が心配すればするほど、もれなく、どんどん心配かける子に育ちます。

子供は親が信頼して干渉しないであげると、どんどん自立して立派な子に育ちます。

人生は思い通り。
思考が現実を作る。
ならば、親の思考を心配から信頼に変えればいいだけ。

もう「この子は絶対大丈夫だから」と安心して、
何の心配もせず、
とことんヘタこいて失敗させまくって、
子供が自分で気づき自立できるように、
目一杯の愛情で放置すれば、勝手に立派に育つようできてます。

これができないのは、親の方が完全に子供依存症になっちゃってるんですね。
「あなたのことを思って」なんて、とんでもないお母さんのエゴ。

中には、せっかく我が子が大失敗しそうなチャンスを、わざわざ親が失敗しないように助けてしまったりとか…

この過保護と心配こそが子供をダメ人間にしちゃうのに

長年、大手企業の新卒者の研修をされてきた講師の方もおっしゃってました。
最近の新卒社会人の半分位は3年続かない。
持たない若者に聴くと、殆どが親が心配性か、あれダメこれダメの干渉型。

逆境やストレス負荷の経験値が低すぎるタイプか、失敗を恐れてチャレンジのできない消極タイプ。とのこと。

有難いとは、難が有ると書きます。
そう、難こそが、子供が立派に育つ肥やし。

なのに、難が無いよう、わざわざ親が摘み取れば、いざ社会に出ると、何の試練も克服できない大人になって、あとは引きこもるしかなくなったり…

宿題忘れ良し、イタズラ良し、ケンカ良し、やんちゃ良し、イジメ良し、イジメられ良し、不登校よし、ツッパリ極道良し、交際良し、ピアス良し、先生にドツかれるも良し、高校浪人良し、発達障害だろうとそれも良し。
激しく言えば、
喫煙しようが、飲酒しようが、不純異性交遊しようが、人の道に外れていなければ、それもまた良し(笑)
こうした体験こそ、子供が立派に育つためのまさに宝物のような冒険体験。

難が有った数だけ、子供の器と可能性が広がって、たくましくなります。

親の目の届くうちに、ジャンジャンバリバリ好き放題させて、打たれまくって、打ちひしがれて、落ちるところまで落ちて、そして自力で克服する。
そして、そんな時こそ親が心からの愛情を持って、子供に寄り添って応援してあげる。

これで子供は強くなり、親に感謝し、受け取る愛と、与える愛を学び、人の痛みが分かり、社会に役立つ人間に育っていくんですネ。

まさに、名著「七つの習慣」のコヴィー博士の名言「子供への心配と、子供が失敗しないように親が干渉することが、子供をどんどん破壊する」なんですね。

ちなみに、子供から天才の芽を摘み、ダメ人間にしてしまう親の典型パターンはこちら。

①子供のことや子供の将来が心配でたまらない
②子供が失敗しないよう失敗しないよう手助けする
③子供が行きたいとも言いださないのに、勝手に塾やお受験を勧める
④良い塾、良い学校、良い学歴、良い会社、良い仕事など、親の勝手な理想を目指させる

子供を立派な人間に育てあげる親の典型パターンはこちら。

①子供のことは何にも心配せず信頼しきる。
②子供が失敗すると分かってても、どんどん失敗を体験させて、自立できるよう見守る
③子供がやりたいと言ったことは、全てやらせる。逆に子供が自分から行きたいとも言ってこないのに、習い事や塾やお受験など、親からのお仕着せは絶対にしない。
③子供が進みたい道、行きたい学校、なりたい仕事を、全て子供に任せて判断させる。

皆さんの子供さんに、何の心配もありません。
心配する親の心が子供をダメにするだけ。

子供は信じきって、目一杯愛情をかけて、自由にやりたい事を応援してあげましょうね❣️

では、今日もステキな一日を♡