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社長ブログ

2018.11.26

この世に心配や不安ほど、無駄なものはない


この連休は、三年間の沈黙を破ってゴルフをしてきました。

私はごく普通のアベレージプレーヤーですが、とあるキッカケから、ゴルフがとっても楽しくなりました。

昔は、
何でちゃんと打てないんだろう?
失敗したらどうしよう?
などと考えながらやってたので、ゴルフ場では、「情けない自分との戦い」のようなものでした。
だから、うまくもならなかったんですね。
まあ、練習は一切しないってのもありますけど(笑)

ところが、ある時期から、
別に失敗したっていいじゃん。
ゴルフは楽しんでナンボ。
て感じで、ネガティブ思考を一切手放し、ただ楽しむことだけに集中したんです。

すると突然スコアも良くなるは、楽しくてたまらないわ。
不思議ですよね?(笑)

実は、オリンピック金メダリストでもある射撃の達人、バッシャム氏が著書で面白いことを書いてました。

大きな大会で、彼が60発中、58発を命中させて優勝したときのこと。
記者が「スゴいですね!でも、外した2発は何故ダメだったと思われますか?」と聞いたんです。

するとバッシャムは「君、悪いけど僕は過去も含めて、外した時のことなど一切覚えてないし考えたこともない。的中させたときのこと以外は全て忘れる主義だから答えようが無い」と答えました。

そして競技人生を振り返った著書の中でも、
「人は、失敗してはいけないとか、何事も心配症の人ほど、うまくいかない」
「つまり、心配するから失敗する。これは断言する。心配や不安は失敗を引き寄せるだけで、何の意味もないもの」
「スポーツも人生も、失敗はその瞬間に忘れ、今と未来は、うまく行ってること以外は絶対に考えない人だけが成功する」と言ってます。

私も今回のゴルフ。結局バーディは取れませんでしたが、18ホール中、4回バーディパットを打てたホール以外のことは、もう全て都合よく忘れてます(笑)

話は変わりますが、先日出席した結婚式の披露宴のスピーチでもそんな事を感じました。

新郎新婦の友人、上司などがスピーチされたのですが、見るからに「失敗しちゃいけない」って感じで話す人は、緊張されてるし、お話も全くつまらないんです。

かたや、失敗なんてことは頭の片隅にもなく「とにかく場を盛り上げて自分も楽しんじゃお」って感じで話す人は、話は下手でも、気持ちがあるから、とっても盛り上がりますよね?

これ、話の上手い下手とか全く関係なく、その人の姿勢や人格がハッキリ見えちゃうんですね。

「失敗しないで、ちゃんと話そう」とか「話を上手にキメよう」なんて人は、そもそも自分のことを考えて話してるのが分かるから、それを見透かされて、盛り上がれないんです。

でも「この場をみんなと楽しんで新郎新婦と共に感動を分かち合いたいー!」って、自分のことなんか眼中になく、みんなのことだけを考えて話す人のお話は、その姿勢だけで人を惹きつけ、場の空気を変えます。

その人の話が上手いか下手かなんか、本人以外は誰も興味が無いのに、勝手にその人一人だけが「上手に喋れるか」なんて、どうでもいいことを気にしてるんですね。
だから「盛り上がらない」と言う失敗をしがち(笑)

人生って、楽しんでナンボです。
失敗や不安なんて、何の役にも立ちませんし、何も好転しないし、誰一人喜ばないし、
心配して得することなんて、これっぽっちも無いですよね?
むしろマイナスばかり。

失敗したら、失敗した。それも人生と忘れる。
ただそれだけ。以上。

失敗はその瞬間に忘れて、希望とワクワクだけを妄想しながら、ひたすら笑いながら人生を楽しむ。

そんな、大らかな感じで日々過ごしたいですよね?

では、今週もユルユル、ワクワク、ノーテンキに楽しんでいきましょうネ♡