プロ野球も、今が一年で一番、寂しい季節。
勝負の世界は、どうしても結果を残せないと契約が打ち切られ、この時期は、球団から解雇される選手が発表されます。
人は無限の可能性を秘めているとは言え、せっかくの才能がありながらも、その力を発揮できないまま去っていく選手も大勢います。
同じ才能があり、同じように努力しても、さらにグングン伸びる人と、伸び悩む人との差。
これは、いったいなぜ生まれるのでしょうか?
そこは勝負の世界に限らず、社会人として立派に成長していく人と、パタッと成長が止まってしまう人も同じ。
結局は、松下幸之助さんも常々言われてたとおり、素直な人が一番、伸びます。
これは間違いありません。
それはどう言うことか?
一番分かりやすいのが、人から注意された時のその人の反応です。
例えば、「何やってるんだ!こうこうこうしなきゃダメじゃないか!」
と注意されたとき、
伸びる人=素直な人は
「ゴメンなさい。わかりました。ありがとうございます」が咄嗟に、心の底からの言葉として出てきます。
一方、素直じゃない人は
「はいはい。わかりました」と口では言いつつ、内心は「チッ、わかってますよ。もう、いちいち面倒くさないなぁ」と反応します。
時には、すぐに「だって、◯◯だから」と言い訳したりもします。
もちろん指導する側は、そこを一番見てるので、その差はしっかり見抜かれます。
一流スカウトと言われる人達は、実は才能以上に「人の素直さこそ、伸びしろ」として見てるんですネ。
どっちのタイプに指導者は、しっかり教えたいか?は言うまでもないですよね?
結局、素直な人ほど、愛されキャラ。
色々指導され、注意されても、それをありがたいと思うから、どんどん伸びていく。
しかも、教える側も素直に受け止めてくれる人には、もっともっと、自分を超えて欲しいと思うほど、たくさん教えたくなるもの。
逆に、「チッ、面倒くさないなあ」と思う人は、吸収できないから、そこで成長が止まってしまいます。
さらに指導者にも「もう、こいつには言ってもムダだ」と思われたら、万事休す。
あとは、その組織のお荷物になるだけ。
よく、いい歳をして、大人気ない頑固ジジィタイプの人を見かけませんか?
結局、注意されても素直に受け止められないから、世間から「もうあの人には何を言ってもムダ」となって、成長がそこで止まったまま、歳だけ重ねていっちゃうんですネ。
器の大きい人ほど、素直な人。
伸びる人と伸びない人の差は「素直さ」の差。
注意されたら、すぐに「ありがとう」「ごめんなさい」が、言える人であり続けたいものですネ。
では、今週もステキな一週間を♡