三流の人は、やたらと人の短所に目がいきます。
二流の人は、人の短所が気にならなくなり、人の長所ばかりが目につきます。
そして一流の人は、人の長所しか見えません。
もちろん個人だけでなく組織もそうです。
成長が止まり、どんどん傾いていってる会社では、社員はあちこちで他の社員の悪口をコソコソ言い合うなど、足の引っ張り合いが起こってます。
では、問題です。
あなたがコンサルタントだとして、こんな会社を「三ヶ月で何とか建て直して欲しい」と頼まれたら、どちらの方法を取りますか?
①この会社の良い所や各社員の良い所を探し、そこを徹底的に伸ばしていく
②この会社の悪い所や問題点を洗い出し、そこを一つ一つ徹底的に見直し、改善していく
コンサルタント経験のある方にすれば常識かも知れませんが、意外とこれ、誤解されてる方が多いんです。
実は一番、効果の出る方法は①です。
そして、あらゆるコンサル手法の中で最も効果が出ず、やればやるほど組織がダメになる最悪の方法が②です。
心理学の世界でも今や常識とされている法則の一つに「人は貼られたレッテルどおりの人になっていく」と言う真理があります。
お母さんが子供に「あなたは、グズでだらしがないわね」と言い続ければ、その子はもれなくその通りの人間に育ちます。
「お前は素晴らしい子だね」と言って育てれば、素晴らしい子に育ちます。
自分がプラス志向で生きることも、もちろん大切。
でも、せっかくなら家族や仲間や組織も素晴らしいものであってこそ、幸せも倍増と言うもの。
そこで是非みなさんも、人の長所だけに目を向け、そこをどんどん本人に伝えていってくださいネ。
ちなみに、大手一流企業の面接試験では、ここは大切なキモなので、しっかり探る質問もやってるんですヨ。
面接官が、「あなたは、人の長所がよく見える人ですか?それとも短所がよく見える人ですか?」と聞いてきます。
ところがこの質問、何と五人に一人位は「短所の方が良く見える方だと思います」と答えるんだそうです。もちろん速攻で不採用確定!
確かに短所の方が良く見える人ばかり集る職場だったら、もうゾッとしますよね?
かたや、優秀な経営者が必ずやってる大切なことがあります。
それは、社員の良い所だけをノートに書き出し、それを頭に叩き込み、意識的にその社員に伝えていくこと。
これだけで、組織はキラキライキイキ輝きます。
試しにあなたの周りにいる何人かを対象に、その人の良いところばかりを10個紙に書いてみてください。するとどうなるか?
明日から、その人はあなたの大切なミカタ。
どんどん輝きを増して、もっとあなたとステキな関係が築けますヨ❣️
では、今日もステキな一日を♡