長年、教師をしてきた友人と話し込んでいたら、最近の子供達の特徴は、
良くも悪くも「考えない」ことなんですって。
確かに、ネットでググれば何でも分かる便利な時代ですもんね。
そして、心配なのは、
評論家的に、他人の欠点の指摘がうまいこと。
そして、自らも失敗による指摘や批判を恐れてチャレンジしないことだそうです。
これ、決して今の子供達が悪いわけじゃなく、マスコミや今の私たち大人社会の影響をしっかり受けてる訳ですよね?
となると、こんな時代だからこそ「若い世代に何を伝えていくべきなのかな?」って思ったとき、私は
「想像力を働かせること」と
「失敗を山ほど経験すること」かな?って思います。
例えば、
「あの政治家ダメだよね?」
って言いっ放しで、話を終わらせず、
「じゃあ、私ならどうするか?」
「このお店、最低だよね?」
「あの上司、ダメだよね?」
って評論家的な物言いで終わらせず、
「じゃ、私ならどうするか?」
人の失敗は、ただの人ごと批判で終わらせず、
必ず、「じゃあ、私ならどうするか?」って言う当事者意識的な想像力こそ、今の時代に大切なのかな?って思ってます。
野村克也さんも言いました
「失敗と書いて成長と読む」
私の師匠も言ってました
「成功から学んだことなど一つもない。私は全て失敗から学んだ」
チャーチルも
「成功とは、めげずに何度も失敗を繰り返すことだ」と残していますし、
本田宗一郎さんも言いました。
「みんな知らないだけなんだ。実は私がやってきたことで成功したのは、たったの1%だってことを」
失敗ほど、自分を成長させてくれるものは、ありません。
一番成功した人は、一番多く失敗した人。
だったら、人の失敗を責めたり、笑うんじゃなく、貪欲に人の失敗まで、創造力を働かせて自分のものにしない手はありませんよね?
「あれダメだな?」って思ったときは、必ず
「じゃあ、私ならどうするか?」
を常に考えてみる。
これだけは心掛けて、そんな姿を未来を担う子供たちに見せたいですよね?
では、今日もステキな一日を♡