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社長ブログ

2019.10.07

戦うことの意味

ラグビーワールドカップ!日本の快進撃スゴいですねー。

ラグビーは、紳士のスポーツと呼ばれ、試合後に敵味方関係なく、お互いを抱擁し合って健闘を称え合うノーサイドの精神、ステキですよね?

相手を引きずり倒しにかかるタックルや奪い合い。本来なら一番エキサイトしそうなスポーツなのに、ケンカや乱闘が一番少ない球技なのも魅力。

また、これは選手に限らずラグビーを愛するファンも同じ。

サッカーや野球と違って、スタジアムの観客席にもビジターとホームの区別はありません。

だから、ファンも敵味方関係なく入り混じって応援し合えるのも、ラグビーのステキなところだと思います。

サッカーや野球など、たまに観客同士のケンカなんてありますが、ラグビーには全く無縁の世界。試合中は、敵味方関係なく好プレーに拍手を送りながら応援します。

そもそもラグビーは、日本の武士道にも繋がるとよく言われます。

武士道も、もちろん戦う相手は敵ではありません。敵は弱い自分の心だけ。

相手は、それを見せてくれる貴重なパートナー。
本気の自分、最高の自分を引き出させてくれてありがとうの世界。

元々、日本では、ビジネスでも商売敵なんて発想は無かったんです。
顧客も同業者もみんなが仲間であり、そこに敵なんて一切存在してなかったのです。

三方よしで、みんなが良くなってこそ日本型ビジネスだったところに、食うか食われるかの米国型ビジネススタイルが入ってきて、おかしくなりました。

さて、話は変わりますが、四角形のお城に敵が立て籠っているとします。
敵兵は一万人。こちらの兵数は四万人。

さて、あなたが大将なら、この四万人をお城の四方のどこに何人を配置して、この城を落としますか?

少し考えてみてくださいネ。

四辺に等しく一万人ずつ配置しても落とせるからも知れませんが血が流れます。

日本の名将は、正面に二万人。左右に一万人配置し、後ろには一人も兵を置きませんでした。後ろは逃げ道にしてたんですネ。

孫子の兵法にもありますが、最高の勝ち方は戦わずして勝つ!

時々、ビジネスの世界でも、相手の逃げ道を塞いで理詰めで説教する人を見かけますが、人を育てるときも、これは大切。

相手を力で屈服させることより、相手を活かし輝かせることを心がけたいものです。
今風に言うならば、愛して勝つ?でしょうか?

では、今週もステキな一週間を♡