かれこれ40年間も、「夫婦の相性」一筋に研究を続けて来られた先生から聞いた話です。

これまで5万組を超えるご夫婦を見て来た中で、その先生が辿り着いた結論によれば、

「価値観がバッチリ合う夫婦」って、実は日本の夫婦全体の１％程度なんだそうです。

残り９９％の夫婦は、価値観が大きく違うと言うのに、ある時、まるで神様に恋愛スイッチを押されたかのように惹かれてしまって、一緒になるのが現実だとか。

ところがこれ、実は「宇宙の普遍的な必然の法則」としか言いようがないんだそうです。

どう言うことかと言うと、人類全体が進化し生存していくため、わざわざ価値観の異なる者同士が引き寄せあい、子孫を残し、双方が共同生活や子育てを通して、常にお互いの長所から学びを得て、共に進化成長を遂げて行く…

私たちは、こんな仕組まれた進化のスパイラルに知らず知らずにハメられているのです。

なので、毎度毎度、離婚理由の一番に挙げられる「性格の不一致」ですが、実は性格なんて、不一致な人達が夫婦になるのが当たり前なんただそうです。
だって９９％がそうなんですもん。

さらに、さらに、
では、一番幸せを感じている夫婦は？と言えば、例の１％の確率で一緒になった「価値観一致カップル」かと言うと、違うのです。

実は幸福度が一番高いのは、性格不一致組の中の２０％。
実は、この２０％の人達こそ、性格不一致組の中で、やがて強者となり家が繁栄していく勝ち組グループなんだそうです。

じゃあ、同じ性格不一致組なのに、この２０％と残り８０％は、どう違うの？って話ですが、

幸せカップルとは、性格が不一致ながら、
お互いの価値観の違いを、お互いが楽しみながら、お互いを高め合っている人達。

不幸なカップルとは、性格が不一致ながら、お互いの価値観の違いに、イライラしながら我慢してる人達。

結局、境遇は、ほぼ一緒。
違うのは、感じ方だけ。

「何で私がこんな人と…」とボヤいたところで、人類が進化するためには「修行相手と結ばれる」のが、宿命なんですから…

まさに諦めるとは、明らかに見て達観することですネ（笑）

でも、これぞ、夫婦円満の一番のツボなので、意識しておいてくださいネ。

では、今週もステキな週末を♡