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社長ブログ

2020.09.11

仕草一つで、世界は全く変わると言う事実

私には、ヘンなクセがあります。

家の部屋に入るときはもちろん、ホテルの部屋など、最初から誰もいないことが分かっている部屋に入るときも、必ず一礼して「失礼します」と言ってから入ります。

親にそうシツケられた訳でもなく、誰かにそうしろと言われたこともなく、自分でもいったい何故、そう言ってしまうのかは、分かりません(笑)

口が勝手にしゃべり、体が勝手に一礼してしまいます。

多分、気持ちがいいし、心が整うし、その場に対する感謝と畏敬の念が勝手にそうさせてるのかもしれません。

でも、ある時、武道の師範から、教わったのですが、空手や合気道や柔道にしろ、
試合前に選手が場に入るとき、必ず、一礼してから組み合いますよネ?。

同じレベルの選手が戦うとき、片方が一礼をせずに試合をすると、100%、一礼をしなかった方が負けるんだそうです。

面白いことに、レベル的にかなり劣る選手と、一流選手に試合をさせるときも、レベル的に劣る選手には一礼をさせ、一流選手にわざとコノヤローと乱雑な言葉を吐かせて試合をさせると、どうなるでしょう?

間違いなくレベル的に劣る選手の方が勝ってしまうんです。

これは、様々な科学的な実験が行われて証明もされているのですが、

暴言を吐いたり、物を乱暴に扱ったりして、何かをしようとすると
人間の筋肉には、力が全く入りません。
自分で試してみると、よーく分かります。

結局、粗暴な行為は、全て自分に返ってくるようにできているんですネ。

一流選手は、野球をするときも、道具は必ず丁寧に扱い、グランドには一礼します。

もう、高いレベルの世界で生きる人は、この所作の違いでどれだけパフォーマンスが変わるのかも分かっているんですね。

武道に限らず、茶道の世界や、華道の世界もそう。

料理人だって一流の世界は、包丁や器に対する所作が、まったく違います。
最後のお客様へのお見送りの所作まで。

何事に向き合うにも、物を扱うときも、扉の開け閉め一つにせよ、心を込めて丁寧に感謝を忘れない気持ちで美しく生きたいですね。

全ては自分に跳ね返ってくるように完璧にできているんですもの。

今日の北海道は、肌寒く秋本番のお天気!

皆様も、どうぞ素敵な一日を♡