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社長ブログ

2019.08.07

あなたはシーソーのどこに乗っていますか?

私は、昔から何故だか、友達カップルの別れ話のもつれや、離婚危機の夫婦から相談を受けることが多かったのですが、いつも思うことがあります。

例えば、女性側から相談を受け、彼女の言い分をそのまま鵜呑みにすると、とんでもない彼だと思いがち。

ところが、男性側の話を聞いてみると、何故、彼がそうなるのかも納得。
むしろ、よくもまあ、そんな女性と我慢して付き合ってきたなあと気の毒になるケースも多かったり。

最近では、不当労働解雇だと騒ぐ元社員のケースなども、元社員、経営者双方に言い分があり、ほとんどが、どっちもどっち。

人は自分の正当性を主張してムキになっているときは、頭に血が上り、自分の都合の悪いことは一切言わないし見えなくなっちゃいます。

また、両者の間に入って、片方の言い分だけを聞いて判断すればバイアスが働き、視野は狭まり、真実さえ見えなくなってしまうのが世の常。

これ、マスコミの報道姿勢とかもそうですし、それにまんまと引っかかるのが視聴者。

人は「こっちが悪い」と決めつけた瞬間に、真実が見えなくなる生き物のように思います。
吉本問題なんかも典型ですし、極論ですが、どんな殺人犯でさえ言い分はあるもの。

働き過ぎれば、体を壊し
サボり過ぎれば、堕落する。

偏食すれば病気になるし、
かといって健康オタクや毎年ガン健診を受けるような人ほど、健康を壊しガンにかかりやすいのもそう。

浮かれすぎれば、足元をすくわれ、
怯えていては、何一つ前に進みません。

なので優秀な経営者ほど、わざと儲け過ぎないように市場とのバランスを取っています。

過ぎたるは及ばざるが如し。

穏やかな幸せは、中庸にこそあります。

いわゆる人間が思う善でさえ、地球の立場に立てばそれが正しく、悪が悪いわけでもありません。
そこにあるのは、淡々とした事実だけ。

夜があって昼があり、闇があってこそ光があるように、全てのものが陰陽揃ってワンセット。

世の中も地球も人も常に進化しており、起きる事は全て例外なく、別の側面から見れば、必要なこと、意味のあることしか、起きないのが世の摂理。

苦楽が両方あるからこそ人生は楽しめます。

そんな感じで、何事も心奪われるような偏った考えや行動は避け、常に穏やかな中庸で、ありたいですね。

目指すは、何事にも偏ったブレのない、シーソーの支点のような場所にいる自分。

そんな感じで、どうぞ、今週も穏やかな週末をお過ごしくださいネ♡