私は、公務員時代に様々な法律を書く仕事もしていましたが、ルールを作ることと、様々な多様性を認める狭間に悩むことも結構ありました。
世の中には、夫婦別姓、同性婚、働き方の柔軟性、子供を作るか作らないかなど、一括りのルールを作ることが難しい問題がたくさんありますよね?
公的な立場の人が自分の考え方を言うと、すぐに違う価値観の人が噛み付いたりなんて光景もよく見かけますよね?
そこで配慮が足りないと思うかは自由だし、
こんなことでいちいちゴチャゴチャ言うの?と思うかも自由。
例えば、子供が大好きな人もいれば、子供が嫌いな人もいます。
あなたは子供が大好き。
でも、あなたの友達のAさんは、大の子供嫌いだとします。
その時に大切なことは、あなたが子供が大好きだからと言って、子供の嫌いのAさんの価値観を否定する権利はないと言うこと。
人は自分の価値観をフツーだと思いがちなものだから、人はこうあるべきとか、裁くような物言いをしてみたり、あの人はおかしいとかって、つい言っちゃったりします。
でも、そうした多様性を認める全体調和の世界を作るのも、我々人間の責務のような気がしています。
子供好きのあなたが、子供嫌いの人を理解しようとすることは、とっても大切。
でも、そこで一番大切なのは、自分まで子供嫌いになる必要は全く無いと言うこと。
自分が少数派だろと多数派だろうと、相手が持つ価値観を否定しない。
かといって、相手の価値観に合わせにいく必要も全くありません。
それでは、あなたの何より大切な宝物のような個性がつぶれてしまうから。
不登校もよし、アスペルガーもよし、うつも良しなんです。
世間一般の枠組みに、みんなを当てはめようとするから、それを病的に見るなんておかしな話。
そこにあるキラめくような高い感性であったり、突き抜けるような能力であったりと言った個性の裏返しが、その現象に過ぎない訳ですもの。
あなたもオッケー
わたしもオッケー。
長所は短所の裏返し。
何より大切なのは、人間一人一人が持つ個性。
そこを潰さないよう、いろんな多様性を、みんなが認め合えるような社会を作っていきたいですよね?
どっちが正しいかの二択ではなく、どちらも活かし会える社会って、ステキじゃないですか?
では、今日もステキな一日を♡