先週の東洋経済を見てたら面白い記事がありました。
今や3組に1組の夫婦が離婚していますが、離婚する夫婦の2割は、結婚後20年以上寄り添った熟年離婚だそうです。
しかも、夫婦の危機って、7年毎に巡ってくるんだとか。
面白いのは、その7年毎の関係の変化。
結婚〜7年後 ここまでは男と女の関係。
でも7年と言う節目でトキメキは消えます。
どうやらこの間に、子供を作っておくように!と言った魔法にかけられたような時期。
7年後〜14年後 戦友の関係
子育てや仕事が大変な時期。ここでは、お互いが、何故か張り合うような関係に突入。
14年後〜21年後 腐れ縁の関係
お互い、相手に飽きるか、呆れ果て、この人で良かったのか?と思うことが多い時期です。
21年後〜28年後 だらだらと安寧の域
この時期が、次の諦めか、我慢の限界かに分かれるかの最終コーナー。
28年目
このタイミングは、お互いが悟ったように阿吽の呼吸になっていくか、それとも絶望するかの別れ目。
なので、28年目の離婚が一番増えてるそうです。
そもそも男女とは、種の保存のため、様々な局面で、本能的に真逆の答えを出す不思議なペア。
なので、掃除の仕方や親戚付き合い、部屋のエアコンの温度から、寝つきや寝るときの部屋の明るさから、歯磨き粉のチューブの扱い方まで、まあ色々とご主人と奥さまとでは、正反対の人が多いはず(笑)
でも今となっては、このムカつくポイントこそが、実は、その昔、付き合いだした時は、トキメキや惹かれるポイントだったんです。
不思議でしょ?
人は、完璧に自分の価値観と一致する人は、素晴らしいとは思っても、若い時には惚れたりはしないようにできています。
逆に理屈じゃなく、なぜか自分とは正反対の人に、恋愛スイッチが入るようにできてるんです。
そしてムカつきケンカをすることで、最速で最適な答えを出せるよう脳科学的にも本能にプログラミングされてるようです。
なので、あの人と全く価値観が合わないのも、意見が合わないのも、これも人類の進化のためと、あきらめましょう。
「何で私はこんな人と結婚したの?」と思うのも、実は自然なことなんです。
28年の時を経て、何があってもケンカのスイッチを避けられる阿吽の域に入るもよし。
28年の時を経て、勢いではなく冷静に最後を共に迎えたい人と新たな道を選ぶもよしですが…
今週は、この阿吽の呼吸に入るためのツボなどに触れてみたいと思います。
では、今週もステキな一週間を♡