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社長ブログ

2019.07.01

目覚めている人と、そうでない人の差

この週末、久々にテレビを見たら、吉本の芸人さんの謹慎騒動をやってました。

マスコミさんも、相変わらずこういうの大好きですよね?
そして、凶悪事件に、暴走交通事故と続く鉄板パターンに、最後は年金問題を批判する街の声…しかもわざと批判的意見しか流さないお決まりの放映(笑)

もう10分以上見てると頭がおかしくなりそうなほど波動が低過ぎて、気分悪くなりました。やっぱテレビは無理(笑)

世の中、この50年で、
殺人事件は1/8に減りました。
交通事故死も1/5に減りました。
自殺者数も、この15年間連続で、大きな右肩下がりで減る一方。

世の中、どんどん良くなってます。
ホントにありがたいことです。

なのにテレビや週刊誌は、必死でネガティブ情報をかき集めては懲りずに「世の中、大変!」アピールをしています。

そりゃあ毎日毎日こんな恣意的な報道番組とか見ていたら、誰だって頭がおかしくなりますよね?

さらに選挙が近づくと、毎度のことながら、ここから益々ヒートアップしていきます(笑)

特に年金問題とかは、マスコミと野党が世間の関心を引くため、トンデモ価値観を作って騒ぎ立てたので、実に世間の8割近い人が大きな誤解をされています。

まず、日本の年金は、将来、自分が貰うために払ってる積立方式ではありません。

なので「損か得か?」とか「将来もらえないなら払わない方がまし」とか「割りに合わない」などの発想が、そもそもありえない視点。

テレビでは、わざとここを理解していないコメンテーターを揃えるのがお決まり(笑)

例えば、自分の親が体力的に働けなくなったとします。そこで親の面倒を子供がみるため、自分の親に仕送りをするとします。

当然、子供さんがいなくて面倒を見てもらえないご家庭もあれば、90歳を過ぎてもしっかり収入のあるお年寄りもあるなど、様々なため、これを全国民が一体となって行う世代間の助け合い。
この崇高な発想が我が国の今の年金制度です。

なのに「自分は親に毎月10万円の仕送りをしてきた。でも自分の子供は私に9万円しか仕送りをしないと言っている。それは損だから、私は親への仕送りをやめる」と言ったおかしな話を、いかにも「マトモ」そうに個人の受給額の多い少ないにすり替えて、問題だ!問題だ!と騒ぎ立ててるわけです。

おかしいですよね?

この日本ならではの素晴らしい制度の思想が分かっていれば、保険料を払う人たちも、「自分がどれだけ貰えるか?」なんて視点はなく、「どうやってお年寄りをみんなで支えるか」に本来関心が向くはず。

そして、年金を貰うお年寄り世代も、「どれだけ年金を少なくして、若い人の負担を減らしてあげられるか?」とか「年金なんて、なるべく貰わないで済むよう、ずっと健康で死ぬまで働き続けたい」って発想に向かうはずなんですね。

ところが、お年寄りも、若い人も「自分はいくら貰えるか?払った分以上もらえるか?いつ貰うのが得か?」など、自分中心の視点ばかりを煽られてるのは寂しい限りです。

いつから「世代間の助け合い」が、自分が払ったものは貰うのが当然みたいな、おかしな話にすり替えられたのか、残念です。

「目覚めてる人と、そうでない人」の差って、何でしょうか?

それは、いつも何を見ているか?

目覚めいない人は、毎日毎日
それは、自分にとって損か?得か?
それは、自分にとって大変か?楽か?
自分は、それでいったい何を得られるか?
それは、自分の好きなことか嫌いなことか?
それは、人に良く思われるか、悪く思われるか?
…こんな事はがり考えています。
まさに、マスコミが煽り焚きつける価値観(笑)

一方、目覚めている人は、毎日毎日
この場面で、自分にできる最良のことは何か?
自分がいただいたこの命や体や才能を使って、どんなお役に立てるか?
どんな貢献ができるか?
どれだけ人を喜ばせられるか?
…24時間そんなことしか考えていません。

マスコミの仕掛ける貧しい価値観にはまって盲目にならず、ぜひ、少しでも後者でいたいですよね?

では、今週もステキな1週間を♡