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社長ブログ

2019.06.24

「私」が、いなくなってしまう至福の贅沢時間

また、こうして元気に新たな一週間を迎えられたこと。ホントに有難いです。

先週は命の儚さと、今一瞬を生きることの大切さを、身をもって教えていただける出来事がありました。

さて、改めて「今一瞬を生きる」とは、いったいどう言うことでしょうか?

私は、「一瞬のきらめきの中に宇宙を観る感覚」なのかな?って思ってます。

例えば、
一杯のお茶や
一枚の花びら
そして、一滴の水。

そこには、紛れもなく宇宙があり、奇跡のような深遠さがあります。これぞ禅の世界観。

何気ない日常の中、当たり前だと錯覚している「この一瞬」にこそ、深遠で無限の叡智へと繋がる扉があります。

その扉を開けて無限の叡智へと繋がる感覚を覚えた人こそ、私たちが「天才」と呼ぶ人なのかな?って思います。

その扉の向こうを、ある人は神と呼び、ある人はサムシンググレートなどと呼んだりしてますが、天才アインシュタインは、「いつもそこに繋がり毎日、何も考えず、ただそこと話をしていた」と語っています。

天才モーツァルトも「いつもそこから、降りてくる曲をただ譜面に落としていた」と言ってました。

天才エジソンも、発明とは「そこに繋がることだ」と言ってました。

先日、久々にお会いした中島美嘉の大ヒット曲「雪の華」の作曲者、松本良喜さんも、あの曲は、風呂無しボロアパートで売れない下積み時代、ボーっと宇宙に思いを馳せてたら、勝手に降りてきたと言われてました。

私の仕事で、お世話になっている「天才」と名のつく人達の画期的発明、例えば、バクチャーも、原子状炭素も、CS60も、みんな「いったい、どうやってこんな凄いものを発明されたのですか?」と聞くと、皆さん一様に「降りてきた」と言われます。

超スゴいものって、みんな一生懸命に考えたり、必死で作ったりしたものじゃなく、思考を手放したときに降りてきたものなんですね。

今この一瞬を「考える」のではなく、ただ「感じる」

これこそが、偉大な宇宙の叡智に繋がるキーではないでしょうか?

瞑想も、まさにその訓練。

ようやくここにきて、私立の超進学校やスポーツ強豪校などの一部も瞑想を本格的に取り入れ始めました。

思考を捨てて、ただ感じる時間。
それは無限の叡智に繋がるだけでなく、ストレスが抜け落ち、何より幸福度が増します。

「何か良いことがあったら幸せ」といった虚しい時間の過ごし方ではなく、「今この一瞬に生きていられる奇跡を幸せと感じる生き方」こそが、私たちに今、一番必要なのかもしれません。

梅雨時を爽やかに彩る紫陽花の花。
ぜひその中に、「無限の宇宙のきらめきを感じる贅沢な時間」を過ごしてみてくださいネ

その奇跡が感じられるようになると、太陽、月、空気、水、風、土、海、山、川、石、動植物達、人…その全てが「愛」と言う共通の根源的ルーツの中に存在する仲間のような感覚→「私」と言う分離の感覚がなくなり、全ては「ひとつ」だったんだ!と気づき、涙する瞬間がきっと訪れると思います。

では、今週もステキな一週間を♡