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社長ブログ

2019.06.18

もしも、突然、ヤクザに絡まれたら…

今朝は私の大学時代の友人、S君にまつわる神対応のお話をさせてください。

学生時代は、風呂無しアパート住まいだったので、ほぼ毎日のように彼と一緒に銭湯に通っていたのですが、ある時、凍りつくような事件が起きました。

当時18歳の彼は、一つだけアホな性癖がありました。と言っても子供のような悪ふざけの可愛いものでしたが…

何かと言うと、私が銭湯の広いお風呂(バスクリンのような濁り湯)に浸かっていると、時々S君は私の死角からコッソリと湯船に忍び込むのです。

そして、実家が漁師の彼は、潜水したまま、そっと私に忍び寄り、不意に私のアソコをギュッと握りしめ、私が「ウワァ!」っとビックリするのを見て喜ぶアホな学生でした(笑)
まあ私も同類ってことですけど^^;

そして忘れもしないあの日。

なんとその日に限って、S君、不覚にも、潜った瞬間を、しっかりと私の視野に捉えられてしまったのです。

まさか私に気づかれたとはつゆ知らずに潜水中のS君を放置し、私はしたり顔でニヤニヤとお風呂から上がったのです。

すると、なんと魔の悪いことに、今の今まで私が浸かっていたその場所に、上から下まで全身刺青だらけで小指の無いパンチパーマのオッさんが浸かってきたのです。

悪い予感は当たるもの(笑)
予想どおり、S君は、私の後に湯船に入ってきた、ヤグザのオジさんのアソコを思い切り握りしめてしまったのです。

プハーっと、湯船から顔を出して、ヤグザと目があった瞬間のS君、いったいどうしたでしょうか?

ちなみにヤグザのオジさんは、別の組の若い衆に奇襲を食らったかのように構え、般若のような形相で「オッラー、お前、ぶち殺すぞ」と睨みつけました。

するとS君、目があった瞬間、オッさんの怒号も馬耳東風の表情で、小島よしおになってしまったのです。

ヤグザのオジさんを見ても、何もひるまず、
口から出た言葉は、◯△×◯*#△…
もう、訳の分からぬ意味不明のカタカナ語を並べただけの唄を歌い始めました。
そして、小島よしおさながらのタコ踊りまで全裸で踊り出し、そのまま意味不明の歌とタコ踊りをしながら、無傷で脱衣所までたどりつきました。

ヤグザのオジさんも、ポカン?

もちろん、二人慌てて着替え終わった瞬間、僕とS君は全速力で走って銭湯から逃げましたけど(笑)

怒号をあげて睨みつけたヤクザのオジさんも、ポカンとあっけに取られ、それっきり。

世の中、アホになりきれる者が一番強いと言いますが、まさにそれ。

日頃は精悍な美少年だったS君が、小島よしおバリのイッちゃった目をして、フラフラとアホなタコ踊りをする姿は、一生忘れることはないでしょう。

その日、逃げるように下宿にたどりついた後で「お前、ビビらなかったの?」と聞くとS君。
「いやぁ、あのヤクザのオジさん、小さかったわー」だと(笑)

さすが、大手都銀の役員に上り詰めただけの器です。

山で熊に襲われても、死んだふりをしろと言いますが、熊は生きてる者(怯えたり身構えたり戦おうとする者)以外は、襲いません。

皆さんも、絶対絶命のピンチは、恐れず戦わず、アホになりきってください。
世の中、これで結構何とかなるもんです(笑)

今朝は、アホな投稿で失礼いたしました。

では、今日もステキな1日を♡