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社長ブログ

2019.05.28

インドの聖者から教わった思考を消す方法

瞑想を始めた頃、実は何度も挫折しそうになりました。

次から次から、思考が頭に浮かんで来ては、
「とても「無」の境地になんかなれないや」
って何度も、諦めたり、また思い出したように始めては止めるの三日坊主の繰り返しでした。

でも、これって聞けば殆どの方に共通する自然なことなんですね。

人間だけが思考する生き物。

なので日々、あーだこーだと思考まみれになってると、まるでゴミのような思考のカスや、ストレスを溜め込んじゃいます。

脳内にゴミが溢れかえると、やらなければならない事だけに追われ、自分が心の底から望むことや、本当にやりたいことなどが分からなくなり、いつしか心と体の繋がりが薄くなり、体に不調をきたします。

瞑想は頭の中のお掃除。

お部屋だって、何ヶ月も何年も掃除をしていない部屋のお掃除をすると、あちこちからゴミやホコリが出てきます。
これも当たり前ですよね?

なので、瞑想して思考が出て来るのも、ゴミがまた一つ取れた!って感じの喜ぶべき有り難いこと。

思考が浮かべば浮かんだだけ、ゴミが見つかったわけですから、どんどんスッキリ掃除が進んでいると思えば、チョット嬉しくなりませんか?

こうして「思考もまた良し」と、浮かんではまた、無に帰り、浮かんではまた無に帰るを繰り返してると、徐々に徐々に変化が現れます。

こうして、「一日10分座る」を習慣にすると、目覚めが変わったり、視界が美しくなったり、何も考えなくても答えが分かるように直感が冴えたりしてきます。

ある時、突然、自分の体が消えて光に覆われたりとか、究極のエクスタシーを感じたりとかはすぐにはやって来ないですが、やがて、自分の体の中の「氣」の巡りや、宇宙や大地のエネルギーが入ってくるのが次第に分かるようになると、思考の世界だけで生きていた頃とは、全く別次元の世界で生かされていることに気づき、歓喜のようなただ感謝溢れる意識に変わっていきます。

余りに奥が深いので、中級レベルのお話は置いといて、まずは、思考がくればそれを手放し、また「呼吸をただ見つめる」の繰り返しをボーっと続けてみてくださいネ。

何より体調が良くなる実感だけは、どなたでも分かりますので。

そして、思考が次から次から湧いてしまう方にオススメなのが、思考を消す手技。

正座でも座禅でもいいので、膝の上で両手を上に向け、親指の爪先で薬指の付け根をそっと抑える型を作ります。

ちょうど手のひらで、一つ、二つ、三つと数を数える時の「一つ」の型。

薬指は、自我を表します。
思考は、この薬指の根元から入ってくるので、ここを親指で抑えると、思考はかなり消せますので試してみてくださいネ。

では、今日もステキな一日を♡