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社長ブログ

2019.05.16

道を歩いていて、人にぶつかりそうになる人へ

昨日久々にお会いした元職場の先輩Kさん。

お茶してると、何やら、最近の若い者に不満があるんだとか…

聞けば「最近の若者は、道を歩いていても、すれ違いざま、明らかに年上の私でも自分からよけようともしない。だから、良くぶつかるんだ」とか(笑)

K先輩「君は、そんなことない?」
私「一度もありません(笑)」
K「あっ!忘れてた。忘れてた!そう言えば君は人にぶつからない特技を持ってたわ」
(笑)

実は私。人でごった返した渋谷のスクランブル交差点でも、ものの数秒で誰にもぶつからずにスラスラと歩いて渡り切れるんです

自分では、特技だなんて一度も思ったことは無かったですし、歩く速度もフツーです。

ただ、何度も何度も一緒に歩いている人から「何で、この大混雑の中をそんなにスイスイと早く歩けるの?ありえない。ついていけない」とビックリされたことが何度もあって「へー、自分では当たり前でも人からすれば、これ普通じゃないんだ」って、気づいたわけです。

顔がコワモテだからとかじゃないですよー(笑)

でも簡単に言えば、これも合気道。
常に、価値観の中心に「調和」を据えているので、無意識のうちに相手の行動が分かるので、自然にそうなるんだと思います。
生まれてこのかた、一度も人とケンカや口論したことが無いのも、多分そのせいかも(笑)

ついでに、今まで一度も人をライバルとか思ったこともないし「この人には負けたくない」とか考えたこともない競争心ゼロ人間です

ただ、どうすればこの人の良さを引き出して最高に輝いてもらえるかとかは、無茶苦茶興味があってよく妄想します(笑)

さて、冒頭の「最近の若者は…」に話を戻しますが、結局K先輩の頭には「若い者は、年配の人に敬意を持って道は自分から譲るべき」って、マイルールがあった訳です。

そんな、どうでもいいマイルールがあるから、ストレス感じちゃうんですね

「道は常に自分から譲る」ことにしとけば、そんなストレスを感じることなんて全く無いから楽チンな訳です。

そこは、まさに合気道の精神で、何も歩くことに限らず「人を生かせば自分がスイスイ行ける」ようにできてるんですネ。
人に求めるから、ぶつかってしまうんです。

人は、自分で勝手に思い込んだマイルールを設けて、それを人にまで求めるから苦しむだけ。

人は人。
大切なのは、いつも「自分がどうしたいか」だけ。

そんな感じで、今日もステキな一日を♡