先週、人生2回目となるエジプト訪問から帰国しました。
あと数日ずれていたら、紛争に巻き込まれカイロで足止めをくらうところでしたが、ギリギリセーフでした。
さて、いったいなぜ、私がエジプトに惹かれてしまうのか?と問われると、一言で言語化するのは難しいのですが…
私たちの日常は、経済中心に回る社会に慣れきってしまい、常に「いかに早く、楽に、効率的に」といった価値観にどっぷりと浸かっています。
日々やるべきことや、時間に追われれば、当然、「今この瞬間を味わう」と言う感性は退化していきます。
人類は、科学や医学の進歩とともに、時代や環境に適応していくため、一見、進化しているように見えて、実は、同時に退化もしています。
すなわち、エネルギー保存の法則どおりに、何かを得れば、同時に何かを失っているわけです。
例えば、ブラインドタッチでメールを打つ能力が進化する一方で、漢字を書く力などは、どんどん退化していますよね?
とりわけ、世界で最も安心安全な国、日本に生きていれば、危機予知能力などといったインスピレーションは必要もなく、どんどん退化しています。
稀にそう言う能力や感性が研ぎ澄まされた人は、今の会社組織には馴染めず、生きづらさを感じてる人も多いかと思います。
衛生面でも、世界最高水準の日本に入れば、薬や医療も簡単に手が届く分、逆に免疫力はどんどん退化していってます。
劇的なAIの進化は、今後もとどまるところを知らず、人類はさらにその便利さと言う恩恵に与る一方で、また多くを失う危惧も忘れてはならないかも知れません。
【つづく】